子どもの成長にとって大切にしていること 【技術指導<存在肯定】

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こちょこちょ心理学

子どもの成長にとって大切にしていること 【技術指導<存在肯定】

2020/09/09

今日は、以前にも記載したのですが僕たち指導側の気を付けていることを書きたいと思います。

すごく個人的な意見なのですが、こどもさん達のサポートをするにあたって、野球ってすごく良い教材だと思っています。

一人ひとり、打席に立って注目を浴びながら活躍するチャンスが絶対に与えられますし
「投げる」「打つ」「捕る」「走る」
色んな要素の運動があるから、どれか一つ苦手でもいい。
むしろ一つ得意なのがあるだけでいい!

これって「人間は完璧なんて無理無理」って言ってるようなものかなって思います。
その上、スポーツなので点数に捉われない。○か×かでは判断しにくい。

単純な「投げる」という一つの動作に対しても
・ボールの握り方
・足の出し方
・グローブの引き方
・上半身の開き方
・肘の上げ方
・手首のスナップ
・ボールを離す位置
・目標への視点
等など、いろんな要素があります。
しかも正解なんて無いようなもので、せめて身体に負担が少なく、狙ったところに投げる、少しでも勢いのあるボールを投げる。
その方法を伝えていっているのですが
正直言って僕自身、全部はできません。笑

なので、そういった動作の中から良い部分は絶対に一つはあるので、その部分をしっかり見定めて「褒めて」あげる。

でも上記のことを覆してしまうような事を言いますが、できていなくてもいい。
「一生懸命頑張っている」
その頑張りの根本的な精神で、事実こそが本当に褒め称えてあげる箇所だと思っています。

うまくいかない、変なところにボールが飛ぶ。
⇒それに対して技術的な指導をするのはスポーツでは当然のことだと思うのですが、僕自身は
「その動作をした」
こと自体を褒めて、その子の頑張りや存在をまず第一に認めて肯定してあげる。
ということを大事にしています。

その上で、上達できるように知識を出していく、というやり方をしています。
そうして「やってよかった」「頑張ってよかった」ということを感じてもらえたら、強制ではなく自発的に向上心も養えると思っています。

・・・話が逸れてしまってすみませんでした!

野球という教材のちょうどよさを書こうと思っていたのですが・・・また次回の時に持ち越ししますm(_ _)m
 

 

VABBO KIDS
池田 旬