支援学校から高校卒業を目指し転校。そして社会へ。発達障害と診断されても~
2021/06/02
数年前に支援学校から転校したいとの依頼があり、通信高校のサポートを開始したお子様がいました。
転校するに差し当たって、支援学校の先生から連絡が入り「難しいと思いますよ・・」との連絡。
その子は発達障害と診断されていて中学は支援クラスに在籍しており学校へも通いにくく不登校傾向だったため、支援学校へ進学したそうです。
場面緘黙を持っていたのですが非言語的なコミュニケーションを取りながらサポートしているうちに、徐々に心を開いてくれるようになりました。
そんな日々を送っているうちに
徐々に自分の想いを話したり、笑顔も増え、卒業する頃には、バイトも始めたり、やりたいことや目標も見え始めて来ていました♪
そして卒業してからはしばらく会う機会もなかったのですが、久しぶりに会うと見違えるような大人へ成長していました!ハキハキ話すようになり、親元を離れて一人暮らしも始めて自立するまでになっているのです。
そんな嬉しい再会を経て思う事。
「子どもの可能性は周りが決めてはイケない。」
周囲の大人が「この子には無理」と思って、決めつけて関わると、
子ども達はそれを空気感で感じます。
子どもの性質によって反応は様々で、
反発する子もいれば、そのまま受け入れて自分の可能性を閉ざしてしまう子もいます。
それが本当に勿体ないことです。
【心理的な回避が起きようとしたら制止をかけ、時には話し合い逃げずに向き合えるよう、励ます。】
もちろん無理強いは決して良くないで無理強いせずに、、
「子ども達の可能性を信じて関わってきた結果」だと、これだけは自負したいところです(笑)
どんなお子様も、自分に胸を張り自信をもって生きていって欲しいと切に願っています。
スタッフ 土井